変わりました。
今の家は、和室がなくなってきました。あっても一部屋、時代の流れと言えばそれまでですが、落ち着きのある和室、日本人として和の心は持っていたいものです。今の畳は昔と違います。昔の畳はわら床でが、今の畳は、ポリスチレンフォーム等をわらの間に挟んだ「わらサンドイッチ床」わらを一切使わない「建材床」が主流です。わらを使わないと、ダニやカビが繁殖しにくいという利点はあるのですが、足触りが全然違います。フローリングにゴザを敷いたのと同じ感じがします。そこに布団を敷いて寝ても汗を吸い取ってくれません。その点わら床は、足触りも良いし、汗も吸い取ってくれます。畳ならではの感触や味わいを持っています。わら床の弱点は、住まいの管理が悪いとダニやカビが繁殖しやすいところです。
この天井は、和室の天井です。自社大工の手作りで秋田ヒバと秋田杉を使っています。秋田杉の色・木目が好きでよく使っています。